四国八十八ヶ所霊場を多紀郡内に模した写し霊場 江戸後期(1816年・文化13年)成立 |
多紀郡四国八十八ヶ所霊場 ※全て丹波篠山市 ※所在地や札所番号が一部不正確です |
大正地図:大正13年4月発行「多紀郡四国八十八ヶ所順拝案内図」、昭和地図:昭和33年4月新興「多紀八十八ヶ所巡拝順路」 地図は 丹波篠山市立中央図書館 で閲覧可(八十八ヵ所巡拝で検索) |
多紀郡四国八十八ヶ所霊場の特徴 |
●4月21日大師講の日に吹流しや幟旗を立てる札所がある。 写真:味間新/地蔵堂 |
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●寺頭に標柱が立てられている札所がある。 写真:真南条中/願勝寺 |
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●山号柱に札所番号が刻まれている札所がある。左の柱に「郡四国二十四番札所」。 写真:口阪本/乗願寺 |
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●1m角程の祠に札所本尊が安置されている。造りは妻入りが多く、方形や平入りもある。 写真:見内/二村神社観音堂 |
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●大きな堂宇に色々な仏像と一緒に札所本尊が安置されている札所がある。 写真:大渕/子安観音堂 |
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●札所建物の多くに多紀郡四国八十八ヶ所霊場会パネルが掲出されている。 写真:小坂/片瀬谷公民館 |
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●御詠歌額が掲出されている札所がある。番号と歌詞の組合せは四国霊場と同じものが多い。 写真:八上内/十念寺 |
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●木札が掲出されている札所がある。「郡四国七十一番千手観音」。 写真:宇土/弘誓寺 |
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●台座に札所番号と本尊名が彫られている。番号と本尊名の組合せは四国霊場と同じものが多い。 写真:東吹/八幡神社 |
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●台座の上の本尊像が別なものに置き換わっている札所がある。 ※写真は文殊菩薩の代りに五輪塔:寺内/法蔵寺 |
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●本尊像の台座が別なものに置き換わっている札所がある。 ※写真は十一面観音、台座が違う:上板井/興法寺 |
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●札所本尊の多くが半肉彫り舟形石仏だが木像の札所がある。 ※写真は番外札所:今田町上小野原/弥勒堂 |
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●本尊石仏(右)と弘法大師坐像がセットで安置されている札所が多い。 ※写真:宮田/光照寺 |
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●本尊石仏(右)と地蔵菩薩がセットで安置されている札所もある。 ※写真:池上/薬師堂 |
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